三千世界の聖師である富塚 寧州は夢の中で諸世界に道を広め、南浅那、甲斐南風と甲斐知意(二大長老とも)を弟子にした。南浅那は殺し屋に追われて、聖火の硯目当てで寧州と結婚したが、意外な事件に巻き込まれた。甲斐家の二大長老がもたらす危機を乗り越えるため、浅那の師匠である神永凛華はかろうじて南浅那と寧州の婚姻を認めたが、結婚当日に新たな危機が訪れるとは思わなかった。