幼い頃に両親を亡くし、養父母に育てられた江口金治。養母の娘が急性白血病と診断され、48時間以内に二千万円の手術費が必要に。しかし貧しい家庭では支払えず、江口は恩返しのため裕福な青年を装い、大勢の前で養母を侮辱するという過激な行動を取る。それは世間の怒りを買い、同情を集めるための作戦だった。 その行動が記者に発見され、事態は炎上。一方で、真相を疑った新米記者・夏目夏樹が独自に調査を進めるが、江口の大学時代の友人でありテレビ局の上司・真田駿が、恨みと名声のため虚偽報道を操作。江口は会社を解雇され、世間から非難される。 それでも江口は自らの評判を犠牲にし、手術費を集めることに成功。しかし手術直前、真田により善意の寄付が凍結され、江口は収監。公判では夏目が真実を暴き、悪者は逮捕されるが、江口も道徳的問題から軽い処罰を受けた。 出所後、江口は「ヒーロー江口」として称賛され、新たな人生を歩み始める。