梨亞は愛する夫の為に人生を捧げる妻だったが、満足の知らない夫に嫌われ、長年一人で家庭のことを経営していた。頼れる人がいない、その上で末期がんに罹患して、婚姻に失望した彼女は離婚を選んだ。自分だけのために最後の人生を過ごすと決めて、治療に積極的に協力する彼女は、奇跡的に病気に打ち勝って、そしてクールで優しい医師に出会った。接触していくうちに、彼女はこれまでにない優しさと思いやりを感じた。葛藤を乗り越えて、彼女は自分だけを見てくれるその人と一緒に、新しい人生への一歩を踏み出す。