主人公の有栖川煌は、師匠の指示に従って一人の女性と結婚し、荒山で耕作を続けてきた。ずっと平凡な農民だと思っていた有栖川煌は自分の実力が天下無敵だと知らなかった。元妻と離婚した後、穏やかな生活が一変した。至尊となった小林雪緒は部下三千院絢斗に教唆され、有栖川煌に挑んで来た。上流階級の巨大な渦に巻き込まれた有栖川煌は、幾度の危機の中に、次第に自分の強さを知り、自分の責任を理解した。